愛媛マラソンまであと18日


朝飯@愛さん家


今日は愛媛マラソン中盤戦の作戦を練ろう。



ステージ5 トンネルを抜けて聖カまで 『1kmずつ意識』
トンネルをぬけるとグランドライン突入だ。
比較的単調なストレートが6kmぐらい続く。
ところが地味にアップダウンはあり、疲れる。


応援の人の数が少しずつ減っていくこともあり、
スタート時からのハイテンションが次第に下がっていく。


「なんで俺、こんなことしているんだろう…」


と思い始め、早くも歩き出す人が散見されるのが、このラインだ。


私はテンションを保つため、およそ1kmごとに目標を設けた。
「歩道橋通過!」
「橋通通過!」
「夏目フジ通過!」
「『しかとしめようシートベルト』通過!」
「豚太郎通過!」
と、目標通過ごとに無理やりテンションを上げて走るのだ。


ステージ6 側道に入り川沿い第1折返から第2折返入口まで 『変化を楽しむ』
比較的単調なストレートの後、側道に入ってからは、
今度は比較的景色がころころ変わるコースに入る。
ここでは変化を楽しみながら、
「楽しい、楽しい。」と自己暗示をかけて走るのだ。


本当は楽しくなんかない。
ふくらはぎさんたちはきゅるきゅる言ってるかも知れない。
太ももさんたちもぴくぴく言い出しているかも知れない。
足の裏さんたちは完全に沈黙したいるかも知れない。
少しでも長い間、彼らをだまし続けるのが脳とメンタルの仕事だ。


ステージ7 第2折り返し直線往路 『目をそらす』
このストレート往路、すごく嫌だ。
先行ランナーたちが帰ってくるのと、対面で走らなければならないからだ。
自分よりも速く走っている人たちの顔を見ながら走っていると、
なんかむかつくし、疲れが倍増するのだ。


特に復路しかない給食給水所で美味しそうにパンやらお菓子やら食べているポイント、
あれはひどく目に毒だ。


往路は目をそらし、左斜め下を見ながら走るに限る。


ステージ8 第2折り返し直線復路 『前を見る』
逆に、復路は楽しいぞ。
なにが楽しいかって、後続ランナーたちが走ってくるのと、対面で走るからだ。
自分よりも遅く走っている人たちの顔を見ながら走っていると、
なんかうれしいし、疲れがやわらぐのだ。


ここは真正面を向いて走るに限る。



明日は終盤戦、新世界の走り方を考えよう。
私にとっての終盤とは、第2折り返しが終わったらもう終盤なのだ。
毎年毎年、こっからが本格的にやばいことになるからだ。