愛媛マラソンまであと13日

終盤の走り、作戦を考えよう。
もはやマラソンの作戦ではなく、
精神論の連続なのだが。


第10ステージ 復路トンネルから平田の坂入口 『喜ぶ』
復路のローソン−トンネル間ストレートをもし止まらず走りきることができたら、喜ぼう。
「やったー。もうどうやっても6時間内完走まちがいないぞー。」と、大喜びするのだ。


人間の脳はとてもだまされやすい。
「うれしい。うれしい。」と声に出し、笑顔を作るのだ。
そうすると、元気になる脳内物質が働いて、
疲労を回復する脳内物質も分泌されて、
ふくらはぎのつりを抑える脳内物質も、
太腿のけいれんを抑える脳内物質も、
足の裏をやわらかくする脳内物質も分泌されて、さらに走れる。
天才ランナーの脳内物質分泌走法!


一昨年の大阪マラソン、四大陸フルマラソン完走までの初戦では、
マジでこの作戦で最後10kmぐらいを乗り切った。
「行ける、行ける!ダイジョブ、ダイジョブ!」って、
大きな声を出しながら走ったのだ。
そうやって無理をしたので、故障したのだが。



第11ステージ 復路平田の坂のぼり 『歩く』
ここは、最初から歩くと決めておいて、その通り絶対に歩く。
決して「もしできれば走ろう。しんどかったら歩こう。」と決めない。
そう決めておいてから歩いたら、何だか挫折感があり、悪い脳内物質が出る。
でも、歩くと決めておいて歩いたら、計算通りだから、良い脳内物質が出る。


万が一、両脚がまだピンピンしていても、必ず歩きます。



第12ステージ 復路平田の坂くだり 『エアサロかけて走る』
さあ、下り、走れるだろうか?
昨年は計算上、平田の坂くだりから走り始めたらギリギリ全関門通過、完走のはずだった。
しかし、なんということか、「さあ下りだ。走ろう。」と思っても、脚が痛くて走れない。
結局、残りの行程を全部歩いているうちに、鴨川店手前の関門にひっかかったのだ。


今回は、マイエアサロを持って走り、ひと缶全部ぶっかけてでも、この下りは走るのだ。
エアサロの絶大な効果は、筑後川ラソンで体験ずみだ。
エアサロさえあれば、脚は何度でも復活するのだ。
でも、愛媛マラソン筑後川ラソンほど多くのエアサロ・スタッフはいない。
だから、自分で持って走るのだ。



第13ステージ 平田の坂終了から鴨川店手前 『TVに気をつけて笑顔で歩く』
昨年は、この区間を苦悶の表情で脚をひきずるみじめな姿がTVで放送されたそうだ。
わりと長く流されたそうで、多くの人に「見ましたよ。痛そうでした。」と言われた。


TVカメラマンの野郎、遠くから望遠で狙いやがったな。
近くからカメラ向けられたら、絶対笑顔作ってたのに、
めっちゃ苦しそうな顔が写されていたということは、
かなり前方から望遠で撮影したのだ。


今年は油断せずに、キープ・スマイルで歩こう。
多分、走る元気はないから。



第14ステージ 鴨川店前後 『余裕のふりをして走る』
数分間休んでからでも、鴨川店前を通るときだけは、めっちゃ余裕があるふりをして走りぬけよう。
営業スマイルで、手を振って、「ありがとー!」ってお礼を言って走りぬけよう。
そして、鴨川店から見えない位置まで進んだら、また歩こう。


続きは明日書こう。
というか、明日はできれば走ったほうがいいよ、5kmとか。