愛媛マラソン全抽選の好ききらい


毎年この時期になると愛媛新聞に愛媛マラソンがらみの投稿がある。
去年までは「ネットを使った先着順のエントリーええかげんにせえ。」という訴えが多かった。
今年は先着順がなくなり、全て抽選になったのだが、それはそれでやはり別の議論が生じる。


今日の新聞の方は72歳。
毎日練習していて、毎年愛媛マラソン出場を楽しみにしているが、落選。
「ある程度は覚悟していたものの、ショックは隠せない。」と綴っている。


そのうえで、規模の拡大、1万人以上の大会にすることを望んでいる。
また、高齢者枠を設けてほしいと願っている。


こりゃもう、どうするのが正解、どうするのが間違いという、
正解不正解の問題じゃなくて、好き嫌いの問題。
この投稿された方も、そのあたりは100%分かっているから、
論調は決して「けしからん、このやり方!」というものではなく、
残念な気持ちを伝えて、個人的なお願いを記したものだ。


天才ランナーである私からの案。


【高齢者枠設定】
今日の新聞の投稿者さんに賛成。
設定してあげてほしいな、と思う。
「設定すべきだ。」とか「設定するのが正しい。」じゃなくて、
「設定してあげてほしいな。」という好みの問題。


【ハーフの部と10kmの部設定】
愛媛マラソンはフルしかないからフルに応募するんであって、
ハーフや10kmがあったら「そっちの方がいい。」っていう人、
多いんじゃないかと想像します。


【規模の拡大】
ハーフも10kmもあわせたうえで、2万人ぐらいにできんだろうか…?
そうすれば結構ゆるやかな倍率になるんじゃないかと思う。


【敗者復活枠】
南海放送がテレビ番組を作る。
愛媛マラソンの抽選に落ちてしまった人のなかから、
「愛媛マラソンにどうしても出たい理由」をテレビで発表したい人を募る。


予選をして、予選を通過した人に、テレビ番組でその理由を訴えてもらう。
審査員が10人いて、10人中8人が「特別にご招待しよう!」と合意すれば、
その方は敗者復活で出場権利を得る。


これを本番4週間前から4週にわたって4回放映する。
涙をさそうような理由を訴えて敗者復活する人もいれば、
くだらない理由で笑いだけ取って復活できない人もいて、
この番組は視聴率も採算も取れるおもろいものになると思う。


さらに、大会を観る人の楽しみも増えるから、
本番の生放送の視聴率もいくらか上がるんじゃないか。