危険回避の走り方

神戸新聞のネット記事より)


夏空の下、5千人快走 神鍋高原マラソン 


 「第33回兵庫神鍋高原マラソン全国大会」が26日、県立但馬ドーム(兵庫県豊岡市日高町名色)を発着点に開かれた。約800人の地元ボランティアが見守る中、全国各地から集まったランナー約5千人が夏の高原を走り抜けた。


 豊岡市などでつくる実行委員会の主催。4部門で開催され、ファミリージョギング(2キロ)に838人、5キロには966人、10キロで1559人、ハーフマラソンには1679人が出走した。

 この日の日差しは厳しく、神鍋高原でも最高気温は31・8度まで上昇。レース中、熱中症と見られる症状で男性6人が病院に搬送されたが、いずれも軽症という。笑顔でスタートを切ったランナーたちも、ゴール後は肩で息をしながら、吹き出る汗をしきりにぬぐっていた。

 5キロ、女子29歳以下の部で2位となった八鹿高校2年の高本麻未さん(16)は「自己ベストが出た。夏合宿の成果が上がったかな」としながら、「初参加だったけど、大勢で走ることができて楽しめた」と満足そうだった。

 疲労困憊のランナーたちを癒やすのはやはり、地元ボランティアの笑顔とおもてなし。但馬牛やニジマスのバーベキューなどのほか、神鍋高原産のスイカやトマトが振る舞われると、大人も子どもも口いっぱいにほおばり、「おいしい!」と歓声を上げていた。


私もえつじろう顧問も、この日は「危険回避」を第一に考えて走った。


危険っていうのは、私の場合は、怖い順に以下のようなもの。
おそらく、えつじろう顧問もだいたい同じ考えじゃないかと思う。

神鍋の危険 〜怖い順〜
1 熱中症
2 足の痙攣やツリ
3 ガス欠
4 ひざの故障


怖いものトップは2位以下を大きく引き離して、熱中症
なぜなら、この5つのなかで、これだけは最悪死ぬから。


前日のお話をうかがった、ミズノマラソンクリニックのアドバイザーさんいわく、


「朝起きてレーススタートまで、スポーツドリンクを少しずつ、あわせて500mlは飲むこと。
そして、給水所では必ず補給すること。それも、コップ半分じゃ足りないから、全部飲むこと。」


だそうだが、その通りした。


えつじろう顧問&私の感想では、
今回運営側が用意してくださったスポーツドリンクは、どれもちょっと薄かった。
粉末を溶かしてあるんだろうけど、なんぼなんでも薄すぎるやろ、と思った。
もしかして、猛烈に汗をかいているからそう感じるだけなのだろうか…。





2位は痙攣やツリ。
これは、リタイヤすることになるだけで死にはしない。
今年の1月、私はこれで本町6丁目の路上に倒れた。
人に迷惑をかけて、恥ずいし痛かったけど、死にはしない。(※素人考え)


前の晩よくかんでたくさん食べて、ビールは飲まず、よく寝て、
朝はスタート3時間前までによくかんでたくさん食べて、
ユンケル飲んで、ビタミン剤摂って、500mlのスポーツドリンクを少しずつ飲み干して、
スタート30分前に『アミノバイタルパーフェクトエネルギー』と『アミノバイタル2200』を摂って、
前の晩30分間、出走前30分間、ストレッチして、
ファイティンのチタンテープを両脚に貼りまくって、
エアサロンパスをかけまくって、
圧着タイツをはいて、
全ての給水所で水分を摂り、
下り坂もゆっくり走れば、
この危険は回避できる。(※素人考え)




3位はガス欠。
これも、リタイヤするだけで、死にはしない。
ただ、疲れて判断能力も落ちて、熱中症とかにつながるのは怖いような気がする。


基本的に、痙攣やツリ対策と同じことをしたらガス欠にはならんと思う。(※素人考え)




4位はヒザの故障。
えつじろう顧問と「なつかしいな。」と話したんだけど、かつてはえつじろう顧問も私も、
ちょっと走っちゃあヒザを痛めて、しばらく走れないということを繰り返した。


お互い、ヒザが痛いということは、なくなった。
もっともっと練習したり、好タイムを狙ったら、またヒザを痛めることもあろうが、
えつじろう顧問も私も、自分なりにヒザが痛くならないマラソンの楽しみ方は会得しているような気がしている。


えつじろう顧問の場合、昨年、松山市スポーツデポで開いていた、
ナイキかどっかの専門スタッフによるフォームチェックとアドバイスが、
ヒザの故障防止にすごく役になったと言っている。



※   ※   ※


こうして、特に1〜3位の危険回避を第一に考えて、安全に安全に走った。
すると、関門を時間内に突破することができませんでした。


う〜ん、走っている最中、
「そんなに危険を回避したけりゃ、出なきゃ一番なのに。」
と思いました。