死の列からの帰還

四大陸フルマラソン完走までの調整レース、
鈴鹿シティマラソンをもう少し振り返る。



鈴鹿シティマラソンのパンフに載ってたコース図。
これはパンフではなく、ゼッケン引換券とともに、
事前に送る案内に添えて送ってほしかった。


スタート前に並んでいたときも、
「どういうコースを走るのかな〜?」
「さぁ。。。」
という会話が、前後あちこちから聞こえた。


まあ、走りゃ分かるのだが、事前に知っておいたほうか、
あれこれ作戦も立てられて楽しいだろう。
だから、当日パンフじゃなく、事前に送ってほしかった。
事前にコース図が送られなかった体験は、鈴鹿が初めて。


※   ※   ※


もうひとつ、『死の列』について。


帰り、駐車場から出るのに45分間かかった。
無料駐車場の誘導員が少なすぎるのではないか。


無料駐車場には数列の車の列ができており、
そのうちの何列かは動いているが、
残りの何列かはなかなか動かない。


私たちはその動かない『死の列』に並んでしまった。
あまりにも動かないので、エンジンを切って待つことに。
たまりかねたのび太君とバーソロミュークマ君が、
車を降りて列の前方の様子を見てきた。


のび太 「あと1時間で出られたらいい方ですね。(苦笑)」


クマ 「誘導されてないです。(苦笑)」


死の列の先頭は、誰にも誘導されておらず、
何らかのタイミングで横の列にすき間ができたら1台ずつ入る、
という状態であったようだ。


私たちは幸運なほうで、しばらくして死の列からの脱出に成功した。
死の列を出てからは、わりとスムーズに公道に出られた。
前後左右囲まれて、脱出のしようがない人たちは、
いったいあれからどれぐらい待ったことだろう…。


車の数が多いんだから、平等にみんな時間がかかるのは分かるが、
たまたま誘導されている列に並んだ人たちはスムーズに出られ、
たまたま死の列に並んだ人たちはえらい目に遭うというのでは、
いかがなもんかと思う。


「マラソンを走った時間より、駐車場を出る時間の方がかかった。」


という方、大勢いたと思う。


※   ※   ※


というわけで、もうちょっとどうにかしてほしいことはあったにはあった。
でも、多くの地元のスタッフたちのおかげで、楽しく貴重な体験ができた。
とてもユニークで楽しい大会、特に車好きな人にはおすすめだ。



愛媛県からの参加者、10kmの部3名、以上。


俺とバーソロミュークマ君とジャイアン君だけだ(><)